レッドソックスの吉田正尚外野手(33)が厳しい状況を迎えている。現在も左足ハムストリングの負傷で故障者リスト入りしており、ポストシーズンのロースター入りも望み薄。MLB4年目の今季もケガに悩まされて87試合で打率2割7分4厘、5本塁打、28打点にとどまり、結果を出せなかった。吉田をめぐっては何度となく放出の噂があったが、そのたびに5年9000万ドル(約142億円)の高額契約が足かせとなって移籍には至らなかったとされる。

 しかし、今シーズンも期待を裏切り、契約期間が来年まで続くことを思えば球団の我慢も限界。米メディア「アルバット」は「吉田はまさに時限爆弾だ。かつてフロントの最も大胆な賭けの1つと見られたこの日本人スターは度重なるケガとその真の実力に対する疑問に悩まされてきた。彼は現在も故障者リスト入りし、プレーオフのロースター入りも疑問符だ」と切り捨てている。

 さらに「2027年まで年俸1800万ドル(約28億円)を受け取る彼は、長打力も守備力もない指名打者だ。特に外野争いが激化している現状では正当化しがたいぜいたく品だ。フロントは彼を放出するために契約のかなりの部分を負担しなければならないだろうが、忍耐も限界に近づいている」と見ている。状態さえよければ非凡な打撃力を発揮できるが、今や球団の信頼を取り戻すのは難しい。

 地元メディア「ボソックス・インジェクション」も「レッドソックスのユニホームを着て最後の時を過ごす選手」として紹介し「彼がプレーオフのロースター入りに値しない理由はあまりに多い。どうフィットするのか想像しにくい」と報じている。