欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ初戦(9日=日本時間10日)、名門バルセロナ(スペイン)はホームでフェイエノールト(オランダ)に5―1で圧勝し、ストライカー不足の懸念を完全に払しょくした。

 バルセロナは前半3分にブラジル代表FWラフィーニャのゴールで先制すると、MFカリム・アデイエミ、MFラミン・ヤマル、FWガブリエル・ジェズスらがゴールラッシュ。日本代表DF渡辺剛の所属するオランダ強豪クラブを相手に完勝した。これで今季公式戦5連勝。その内の4試合で5得点を奪うなど、22得点3失点と完璧なスタートとなった。

 バルセロナは昨季限りでポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、スペイン代表FWフェラン・トーレス、元イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが退団し、計54得点の穴をどう埋めるのかが懸念されていた。しかも獲得に乗り出していたアトレチコ・マドリードのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの補強は失敗。得点力不足が明らかだった。

 しかし、リーグ開幕後は攻撃陣が奮闘。国内リーグ開幕から大量得点を奪うなど負けなし。周囲の不安を吹き飛ばす快進撃を見せている。ハンジ・フリック監督は試合について「現状には満足しているが、改善の余地はある」とし、FW問題について「私たちはあらゆる状況において変化を起こし、それが功を奏する。私たちは状況をつくり出すのだ」と納得の様子だった。

 バルセロナに完敗したフェイエノールトのジョバンニ・ファンブロンクホルスト監督は「彼らを見ればわかるだろう。バルセロナが世界一のチームだ」とコメント。2014―15年シーズン以来となる欧州制覇も期待できそうだ。