「敵は本能寺にあり」――。織田信長の最期をめぐる「本能寺の変」を題材にした「ミュージカル信長~朧炎ノ刻~」が9月17日から21日まで、東京・シアター1010で上演される。
徳山秀典は、主人公・織田信長を演じるだけではない。総合演出も務め、作品を作る側と演じる側の〝二刀流〟で本能寺に挑む。
徳山は「この度、総合演出を務めさせていただきました。今回は代役を立て、演出として物語を書き、作り上げ、最後に演者として信長を生きるという挑戦でした。謎多き本能寺の変。さまざまな史実や説から想像を膨らませ、どれだけ憎まれようとも、誰にも理解されずとも、己の信じる未来へ突き進んだ信長。そのダークヒーローとしての生き様をエンターテインメントとして楽しんでいただけたら幸いです」と語る。
キャストには、帰蝶役の小泉萌香、森蘭丸役の宮下舞花、豊臣秀吉役の米原幸佑、明智光秀役の榊原徹士、竹千代役の吉川慶、織田勝長役の政宗、浅井長政役の田中順也らが顔をそろえる。
Bキャストも多彩だ。森蘭丸役を湯田陽花、明智光秀役を庄田侑右、竹千代役を桜浩志、織田信忠役を辻悠正、織田勝長役を澤健太郎、浅井長政役を源秀流が務める。
一方、演出を手掛ける桒原秀一は「本作は『本能寺の変』という誰もが知る歴史を、史実の隙間にある『もしも』を描いた作品です。信長は何を目指し、本能寺で何が起きたのか。その答えを単純な善悪ではなく、それぞれが背負った信念や葛藤から見つめています」と説明した。
なぜ光秀は本能寺へ向かったのか。信長は最後まで何を目指していたのか。そして、歴史に記録されなかった人間たちは、その夜に何を思ったのか。歴史には想像をかき立てる余白が残されている。












