陸上の男子マラソンで前日本記録保持者・鈴木健吾(横浜市陸協)に対し、頼もしい援軍が加わった。

 2021年に日本記録(当時=2時間4分56秒)を樹立するも、その後はケガなどもあって24年パリ五輪切符を逃した。妻・一山麻緒さんと夫婦での五輪出場とはならなかったが「パリ(五輪)も連れて行ってもらったので、次は(自分が)という思い」とリスタートを決断。28年ロサンゼルス五輪出場に向けて、25年からプロランナーとして活動している。

 3月の東京マラソンで鈴木は日本勢2位となる2時間6分9秒をマークし、ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)の出場権を獲得した。その鈴木とDM三井製糖がスポンサーおよびアドバイザリー契約を締結。同社の森本卓社長は「今回、世界を見据えて挑戦を続ける鈴木健吾選手をパートナーに迎え、その実践知と当社グループの知見を掛け合わせることで、スポーツにおける新たな栄養・エネルギー補給の可能性を追究していきます」などとコメントした。

 鈴木は8月下旬に第一子の誕生を報告したばかり。「DM三井グループの研究知見と、自分自身が競技を通じて得てきた経験を掛け合わせ、新しい発見につなげていきたいと考えています。自分自身もさらに世界へ挑戦するとともに、そこから得られた知見が、より多くの方々のスポーツや挑戦を支えるものになるよう貢献していきたいと思います」と誓いを立てた。