女優・本上まなみが25日、大阪・朝日放送の情報番組「newsおかえり」に出演し、〝令和の米騒動〟に振り回された米農家について言及した。

 2025年は、米の販売価格に一喜一憂する1年だった。昨年3月、政府は高騰するコメの販売価格を抑えるため政府備蓄米を放出。すると徐々に落ち着きを取り戻し、新米が出回る同7月下旬には3542円(数字はいずれも農林水産省が発表した5キロあたりの平均店頭価格)まで下がったが、年末には過去最高の4416円まで高騰した。

 その間に消費者の米離れが進み、今年1月から米の価格は徐々に下がり、8月上旬には3191円まで落ち着いた。卸売業者の備蓄倉庫では、高く仕入れた25年度産の米が売れ残り、赤字で処分したり、撤退や倒産に追い込まれるケースも増えている。

 7月からスーパーに出回り始めた九州や四国の早場米(26年度の新米)は、昨年収穫された古米より安価な値段で販売されている。令和の米騒動は、日本の農業が今後どうあるべきなのか、農家にとっての適正価格とは何かと考えるきっかけになった。

 本上は「いとこが兼業で農家さん。お米を作ってるんですけど。一時(買い取り価格が)ガンって高くなったので、『この状態が続けば農業一本でがんばっていけるかも』って思ったみたいなんですけど、やっぱりすごい(価格の)変動で…」と身近な実例をあげた。

 続いて「がんばろうって思ってる農家さんの気持ちが折られちゃうような。そういうことって国が政策として守っていかなきゃいけないものだと思うので。本当に農業を大事にしてほしいな」と語った。