F1レーシングブルズから緊急出場した角田裕毅が、22日に行われたオランダ・グランプリ(GP、決勝23日)予選で好内容の12番手につけ、大一番へ期待が高まっている。

 レッドブルのアイザック・ハジャールが手首の負傷で欠場となった影響で、姉妹チームのレーシングブルズから電撃出走が決まった角田が予選を盛り上げた。

 予選1回目(Q1)を8番手で突破し、トップ10に入る実力を証明。同僚アービッド・リンドブラッド(英国)とのタイム差も前日より大幅に縮め、大接戦を演じる。

 そして予選2回目(Q2)では、リンドブラッドと大接戦。最後は僅差の12番手でQ3進出こそ逃したが、リンドブラッドとの差は前日のスプリント予選2回目(SQ2)の0・3秒超から一気に0・102秒差まで短縮してみせた。レーシングブルズのマシンに今季ずっと乗ってきたリンドブラッドに対して、角田は今回がぶっつけ本番。急激な進化を披露し、マシンに順応さえすればトップレベルの実力があることを証明した。

 角田の好パフォーマンスを受け、SNS上ではファンから高く評価する意見が続出。「この車であと1週末走れば、彼はまたチームをリードするだろう。彼の適応の速さには本当に感心する! 良いスタートと戦略があれば、明日は間違いなく好成績が期待できる」「角田も、新しいレギュレーションのマシンで初挑戦とは思えないほど印象的だった。かなりいい位置にいたよ」「角田くんがF1で走る楽しさを思い出した模様 明日メガレースに期待!」などと今後へ期待が高まっている。

 来季の去就問題が大詰めを迎える中でアピールするためにも、決勝では大逆転の上位躍進なるか楽しみだ。