サッカー北中米W杯で日本代表のコーチを務めた元日本代表MF名波浩氏と、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が12日、第106回天皇杯開幕(19日)を前に、都内のイベントに登場。記者となった子供たちの取材に応じた。

 質疑応答の際には、名波氏がCKのコツを実演するなど、親身になって回答。最後には「W杯の今大会のブラジル戦で、南野(拓実)選手、三笘(薫)選手、久保(建英)選手、遠藤(航)選手がいたら勝てたと思いますか」とW杯で活躍を期待されながら負傷により出場できなかった選手や選外となった選手を挙げて鋭い質問が飛び出した。

 日本は北中米W杯の決勝トーナメント1回戦でブラジルに1―2で逆転負けを許し、ベスト32で終戦。名波氏は「ケガ人が多かったのは残念だったが、勝てるかどうかは、そのメンバーがいてやってみないとわからなかったなと思う」と語った。

 続けて「でも、森保(一)監督は『誰々がいなかったから勝てなかった』とか、そんなことは一言も言わない人で、『いる人間でやっていこう』とわれわれコーチングスタッフにも、選手にもずっと伝えていた」と〝たられば〟は念頭になく、森保ジャパンの結束力を説明。「いる選手たちで勝てなかったのは残念だったなと思う。もちろん(4人が)いたらすごく大きな戦力にはなったとは思う」と率直な思いを口にした。

 W杯の悔しさを糧に、森保ジャパンは来月に再始動する。