サッカー日本代表は29日(日本時間30日)、北中米W杯決勝トーナメント1回戦(米国・ヒューストン)でブラジルに1―2で逆転負けし、ベスト32で姿を消した。

 試合後に選手が失意に暮れるなか、試合を中継したフジテレビがXで投稿したFW後藤啓介(フライブルク)のある行動が話題を呼んでいる。

 後藤はFW上田綺世(フェイエノールト)が涙をぬぐう様子を収めようとするカメラの前に現れ、自身の背を向けて上田を〝守った〟のだ。

 後藤はチーム最年少の21歳でW杯メンバーに選出され、試合に出たのは1次リーグ第2戦チュニジア戦の後半のみ。出場機会が少なく、自身もはがゆい思いをしていても当然だが、自身の悔しさを押し殺して仲間を思いやる姿に感動の声が続出。

「今大会一番印象が変わったのは後藤啓介だわ 試合に出れなくて悔しいはずなのに自分から率先して水とかタオルを選手に配ったり、一番に練習場に出てきたり、泣いてる上田綺世を映さないようにしてあげたりして応援したくなった 4年後頼んだ」「4年後絶対的エースとして戻ってこい後藤啓介」「上田にいっぱいアドバイスもらってたし、良い関係なんだろうな 次のW杯は上田と双璧をなすFWになってほしいな」などと、後藤の人間性をたたえる声が続々と挙がった。

 2028年ロサンゼルス五輪世代の後藤は、次世代のエースとして今大会のリベンジを晴らしてほしいところだ。