カイル・タッカー外野手(28)に厳しい目が注がれている。21日(日本時間22日)の本拠地オリオールズ戦も4タコに終わって打率2割3分8厘、6本塁打、チームワースト2位の65三振。ロバーツ監督が打順を下げるなどしてきっかけを与えているが、本来の姿を取り戻せていない。

 4年2億4000万ドル(約380億円)の大型契約を結びながら見合う数字を残せないことで批判も噴出。米メディア「アルバット」は「タッカーはスイングをコントロールできずにオールスター選手としての輝きを取り戻すのに苦労している。今年の彼は不安定で、時折勢いを見せることはあるが、ほとんどの場合はただの打線の一員に過ぎず、ドジャースが高額で契約した恐れられるスラッガーになっていない」と切り捨てている。

 性格的に大人しく、感情を表に出さないタイプ。笑顔が絶えないナインの中では異質な存在に見えるかもしれないが、同メディアは〝ドジャースの看板〟が重荷になっていると指摘している。「あのユニホームを着てあの契約を背負うのはタッカーのような実績ある選手でさえも重荷だ。数字はうそをつかない。質の高い投手を打ち崩す能力は低下し、コーチ陣を悩ませている」と見ている。

 一方で華々しいドジャースタジアムが「一部のアナリストはむしろ呪いになっていると考えている。ロスで調子が上がらず、ロードではかつての輝きを見せる。ロサンゼルスの大舞台が怖い?」とも指摘した。〝キング・タック〟は覚醒が待たれる。