サッカー北中米W杯で1次リーグF組の日本代表は、初戦(14日=日本時間15日)で過去3度のW杯準優勝を誇る強豪オランダと対戦する。目標に掲げる「優勝」に向けた戦いを前に、テレビ局や企業側も熱視線を送っている。

 今大会は中心選手だったMF南野拓実(モナコ)、MF三笘薫(ブライトン)がケガで不在。直前にはMF遠藤航(リバプール)も離脱を余儀なくされたが、26選手中23選手が海外勢。かねてサポートプレーヤーのDF吉田麻也(LAギャラクシー)が「僕は現代表がずっと日本史上最高の代表であるべきだと常々思っているので、まさにそうだと思う」と明かすように、過去最強のメンバーがそろった。

 あるキー局関係者は「もちろん三笘選手らがいてほしかった面もあるけど、今大会は過去最高の盛況ぶりになる可能性もあると思う」と指摘する。さらに3月のWBCは配信大手「Netflix(ネットフリックス)」による独占生配信だったものの、北中米W杯は民放、NHKで放映される。同関係者は「地上波でやるのでテレビ局側も盛り上げていきたい」と声を大にした。

 営業面でのプラス要素も大きい。あるサッカー関係者は「某局は今回のW杯のために番組のスポーツニュースの枠を拡大させると聞いている。そこのCMの枠も順調に売れているみたい」と証言。各企業もW杯に関心を寄せているという。

 過去最高成績はベスト16。列島中の期待を一身に背負う日本は、新たな歴史をつくることができるか。