高市早苗首相は21日で、昨年の臨時国会(10月21日)で第104代内閣総理大臣に指名されて以来の首相在任期間が半年を迎えた。

 就任後の高市首相は日本維新の会との連立政権、2月の衆議院選挙では自民党を大勝に導いて政権基盤を確保している。

 この日、自民党の萩生田光一幹事長代行は党本部で行われた役員連絡会後に開いた会見で、高市首相が政権発足から半年を迎えたことに「イラン情勢など内外の不確実性が増すなか、内政、外政に強いリーダーシップを発揮し、着実に結果を残してきたと受け止めています」と評価した。

 その上で「引き続き、政府与党で連携をしながら、高市政権のもと、公約で掲げた政策の着実な推進、さらには憲法改正や皇位継承など、わが国にとって重要な課題についても全力で取り組んでいきたいと思っております」と語った。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は国会内で開いた会見で「まだ、半年かというのが正直な気持ちですが…」と受け止めると「今日(21日)、(新聞)各紙が書いていましたが、総理は孤独なんだと思いますよ。でも、孤独のなかで頑張ってきておられると思いますよ。どのリーダーも孤独だと思うし、(自民党内に)派閥がないぶん、相談できないという論調ですけど、ただ、派閥があったとしてもリーダーは常に孤独ですよ。そのなかで、ご自身の体調やご家族のことがありながら一つひとつ判断して、この高い支持率を維持してきているのはね、党や与野党、立場は違いますけども、私は政治家としては頑張っておられると思います」と賛辞を送った。

玉木雄一郎氏(左)と萩生田光一氏
玉木雄一郎氏(左)と萩生田光一氏

 日本共産党の小池晃書記局長は20日に開いた会見のなかで、高市政権発足が半年を迎えることについて質問を受けた。

「一言でいうと内政、外交の行き詰まりということになるのかなと思うんですね、この間の高市政権、半年というのは…。内政でいえば暮らしの危機にまともに向き合いまともな対策をとることもなかった。外交でいえば無法なイラン攻撃を事実上容認をし、トランプ大統領言いなりがひどすぎると思います。半年間を振り返り結論からいうと、内政、外交とも行き詰まっている」と厳しく批判した。