ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート・ペア金メダルの〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)と木原龍一(33=ともに木下グループ)が17日、自身のSNSを更新し、今シーズン限りで引退すると発表した。
同五輪ではフリーで歴代最高点をマークし、大逆転で日本勢ペア初の金メダルを獲得。日本中を熱狂させた2人は新たな道を歩むことになった。
2人は17日午前7時すぎにインスタグラムを更新。連名で「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。チーム結成当初から応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」と電撃引退を発表した。
「私たち『りくりゅう』は、たくさんの方々に支えていただきながら競技活動を続けてくることができました。困ったときには、いつもそばで手を差し伸べてくださる方々がいました。その一つ一つの支えが、私たちを強くし、ここまで歩んでくる原動力になりました」などと記した。
2人は2019年にペアを結成。コロナ禍の世界選手権(モントリオール)が中止になるなど苦しい時期をすごして臨んだ22年北京五輪では日本勢ペア最高の7位に入賞した。22―23年シーズンにはグランプリ(GP)ファイナルで優勝し、国際スケート連盟(ISU)の主要国際大会を初制覇すると、四大陸選手権、世界選手権でも頂点に立ち、日本勢で初めての「年間グランドスラム」を達成した。
今季もGPファイナルを制して、挑んだミラノ五輪ではショートプログラム(SP)で5位と出遅れたものの、フリーで「完璧」な演技を披露し歴代最高点をマーク。大逆転で金メダルを手にした。この華麗なパフォーマンスに魅了された日本では〝りくりゅう〟ブームが巻き起こり、連日テレビ番組などに出演。2人の軽妙なやり取りも大きな話題となった。
五輪後に参戦予定だった3月の世界選手権(チェコ・プラハ)は「心身のコンディションを五輪前の状態に戻すことは難しいと判断した」と出場を辞退し、今後の去就については「まだ考えたいかなっていうのが正直なところでまだ決まっていない」「シーズン後に発表したい」などとコメント。その動向が注目されていたが、新たなスタートを切ることになった。












