F1引退の意向を明らかにしたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(28)に、北米最高峰モータースポーツ「NASCAR」が巨額オファーする可能性が出てきた。
フェルスタッペンは日本グランプリ(GP)後、英放送局「BBC」に今季限りで引退する意向を表明。その後の進路について「他にも情熱を注いでいるプロジェクトがたくさんある。GT3レースもその一つ。自分でレースをするだけでなく、チームを率いることも」などとさまざまな選択肢があることも示した。
そうした中、米モータースポーツ専門メディア「オートレーシング1」が「NASCAR関係者らは、フェルスタッペンをF1から引き抜くために、フランス一家に1億ドル(約159億円)を提示するよう促している」と報じた。
「人気ポッドキャスト番組Dirty Mo Mediaで、NASCAR関係者のジョーダン・ビアンキは、司会がフェルスタッペンをレッドブルからカップシリーズのマシンに移籍させるには何が必要かと尋ねた際、ズバリと『1億ドルだ』と答えた。彼はNASCAR会長のジム・フランスとその一家の潤沢な資金を指摘し、さらにこう続けた。『いいか、ジム・フランスは相当な金持ちだ。NASCARの金庫は満杯だ。そのカネを使ってマックスをこちらに連れてくればいいんだ』と」。NASCARがトップダウンで巨額オファーを出す可能性があるというのだ。
「NASCAR関係者は、世界で最も市場価値の高いドライバーをストックカーレースに引き込む前例のない機会だと見ている。ビアンキの1億ドルという金額は、決して軽々しく提示されたものではない。それは、フランス家が世代を代表するタレントを追い求める際に、現実的に投入できる財力の大きさを反映している」と莫大な資金力があり、フェルスタッペンを振り向かせることができると強調。「獲得できれば、その規模は全く別次元のものとなるだろう。彼の世界的な人気とドライビングスタイルは、NASCARの国際的な知名度を瞬く間に高めるはずだ。関係者によると、フランス家がこのスポーツの将来に多額の投資を惜しまない姿勢を示している今こそ、大胆な一歩を踏み出す絶好の機会だという」とオファーが現実味を帯びてきていると指摘する。
さらに同メディアは「一つ確かなことは、この議論が始まっており、急速に盛り上がりを見せているということだ。このオランダ人ドライバーがオープンホイールでの栄光を捨てて左カーブのオーバルコースに移籍する可能性は、突如としてレース界で最も興味深い話題の一つとなった」と重ねて電撃移籍への機運の高まりを主張。「NASCARはこれまでで最大の国際的なスーパースターを獲得する寸前まで来ているかもしれない」と短期間での電撃決着もありうると期待した。
F1は中東ラウンドが中止となったことで、次戦マイアミGP(決勝5月3日=日本時間同4日)まで約1か月の中断期間がある。この間にNASCARから電撃オファーが届くのか注目だ。












