F1日本グランプリ(GP)決勝が29日に行われ、ホンダの母国凱旋で注目されたアストンマーティンはフェルナンド・アロンソが完走20台中18位でゴールし、チームとして今季初の完走を果たした。だが、懸案の振動問題はいまだ深刻で、現状が映し出された動画が波紋を呼んでいる。

 アストンマーティンは開幕からトラブルが続きで、日本GPもフリー走行や予選で全くタイムが伸びず。マシンの振動問題も解決できていない。それでも決勝では、ランス・ストロールが水圧問題でリタイアする一方、レジェンドのアロンソが魂の走りでアストンマーティン・ホンダにとって〝悲願〟の初完走をついに達成した。

 ただ、振動問題はいまだ根深いようだ。英メディア「ギブミースポーツ」は「日本GPでのアロンソの衝撃的なオンボード映像」と報道。「アロンソは日本GP中、マシンから伝わる振動に対処するため、自らの足をマッサージしていたことがネット上で懸念を引き起こしている」と物議を醸している様子を伝えた。

「アロンソは53周を完走したものの、振動で車体が揺れる中、44歳のアロンソが運転中に左足をマッサージしている衝撃的な映像が公開され、ファンの間で懸念が広がっている」と強調。そして「ある視聴者は、この映像について『こんな車でレースをさせるべきではない。全く安全ではない!』とコメントした」と、安全上の懸念を指摘する声も上がっているという。

 同メディアは「こうした問題はドライバーのパフォーマンスだけでなく、健康にも影響を及ぼす可能性があるため、チームがシーズンを通してどのように進歩していくかについて、疑問が生じるだろう」と不安視した。

 アストンマーティンの振動問題は、約1か月の中断期間で解消されるのか。