フィギュアスケート男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が、日本をけん引したエースに感謝の言葉を送った。
直近の世界選手権はショートプログラム(SP)で失速するも、フリーで完璧な演技を披露。ミラノ・コルティナ五輪に続いて銀メダルとなったが、会心のパフォーマンスにキス・アンド・クライでは渾身のガッツポーズを見せた。31日には羽田空港に帰国し「シーズンが終わってうれしい。正直うまくいかないことの方が多かったけど、先日の試合はその経験がしっかり生きて、逆に振り切れた。本当に順位とか点数とかは何も気にせずに演技をすることができたので、それが自分らしい演技につながった」と声を弾ませた。
数々の国際大会で共闘してきた女子のエース・坂本花織(シスメックス)は今季限りで引退する。「僕以上に積んでいるキャリアが全然違う。やってきたこと、積み上げてきたこと、成し遂げてきたことはやっぱりすばらしい」と称賛。現役ラスト試合で金メダルに輝いた坂本のパフォーマンスには「これ以上ない有終の美を飾って、みんなからものすごい歓声で送り出されて、それを目の前で見ることができた。技術だけがすごくてもそういうことは起きないと思うので、花織ちゃんの人柄だったりとか人格のすばらしさもみんなに知られているからこそだと思う」としみじみ語った。
その上で「僕もそういうアスリートだったり人になりたい」と刺激を受けた様子を見せた鍵山。坂本の思いは後輩たちに受け継がれた。












