ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ(5月2日、東京ドーム)で、王者・井上拓真(30=大橋)と元世界4階級制覇王者で同級4位・井岡一翔(37=志成)の激突が迫るなか、専門家による予想も熱を帯びている。

 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者でWakeRise会長の和気慎吾氏がYouTube「和気慎吾リーゼントチャンネル」で、フレアジム会長の赤井祥彦氏と注目の一戦について意見を交わした。

 赤井氏は「技術戦になればなるほど井岡一翔選手が優位。拓真選手はファイターではないのでガンガンくることはないと思う。ということは、この時点で技術戦になる。井岡選手からしたら願ってもない展開。圧勝は難しいと思うけど6―4から7―3ぐらいで井岡選手が各ラウンドをちょっとずつ上回っていくのでは」とした上で、井岡の判定勝利と予想する。

 一方の和気氏は「井岡一翔選手は、あんまり足を使わないファイトスタイル。のらりくらりな感じで接近戦を得意としてやっている。拓真選手は今回、足を使うと思っている。距離を取って、足を使ってパーン!と…。スピードは断然、拓真選手の方がある」と拓真優位を予測した。

 さらに「井岡選手は、前回の試合(昨年12月のマイケル・オルドスゴイッティ戦)4ラウンドでKOしているのを見ているけど、体もボヨつきがあるし、スピードもなくて。無難に勝った相手みたいな感じに思っちゃう」と指摘する。

 その上で「井岡選手は体が、肉付きがついているから。体重を上げるのも、メチャクチャ大変なんですね。筋肉を1キロつけるって、すごい時間かかるんで。だから、井上尚弥チャンピオンは本当に桁違い。やっぱり階級を上げる人って、井岡一翔選手みたいな体つきになってしまうんですね。パッキャオだってそんな感じ」と階級アップの難しさを力説。拓真の判定勝利を予想した。