ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が転向を視野に入れるフェザー級に、新たな強敵が現れた。
WBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)が7日に同級1位ブランドン・フィゲロア(米国)と対戦し、12ラウンド(R)TKO負け。かねて井上との対戦を熱望していたボールが王座から陥落し、フェザー級戦線は混沌とした状況となっている。
元OPBF東洋太平洋バンタム級王者でトレーナーの椎野大輝氏は、自身のYouTube「GACHIBOX CHANNEL」でフィゲロアについて言及。「フィゲロアはスイッチしたりとか、変則的なファイター。戦ったらものすごく面倒くさいスタイル。とてもやっかいな選手が王者になった」と指摘した。
さらに「対フィゲロア」の視点から「アウトボクシングをしようとしたら序盤はできると思うんですけど(フィゲロアは)ずっと来るんで。手数もあるし、フィジカルもある」「12Rで倒し切るというのは(難しい)。相当スタミナがある。気持ちの強さもある。スマートなボクシングではない。本当〝ど根性〟って感じ。攻略するのは結構、大変な相手。やりにくいだろうなと」と分析した。
その上で「井上選手はパンチ力があるので。フィゲロアはパンチをもらわないわけじゃないので、全然、倒す可能性はある。ただ、持っていかれると面倒くさい。ニック・ボールより正直、嫌なタイプ。とても面倒くさい王者が誕生した」と難敵であることを強調した。













