米格闘技イベント「UFC327」(4月11日=日本時間12日、フロリダ州マイアミ)で、UFCフライ級王者のジョシュア・ヴァン(24=ミャンマー)に挑戦する同級3位の平良達郎(26)が意気込みを語った。

 滞在中の米マイアミからオンラインでのインタビューに応じた平良はまず、2月に王座戦が決まった瞬間の思いを問われ「自分の夢であるオファーをもらえたので不思議な気持ちで、その日一日ふわふわして、ずっと夢の中にいるような気持ちでした」と振り返る。

 さらに「UFCに来るのが目標じゃなくて、ベルトを取るのが目標だったんで。僕のチームが最強ということを証明するための戦いかなって思っています」と腕をぶした。

 現在の状態を「90%くらい仕上がっていて、あと最後の3週間、ケガに気をつけてきっちり丁寧に仕上げれば100%の一番強い自分が4月12日に見せれるかなと思います」と断言だ。相手のヴァンは昨年12月、2年以上に及ぶ長期戦権を築いていたアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)を撃破してミャンマーに初のUFC王座をもたらした。

 そんなヴァンについて平良は「ボクシングスキルだったりタフネスっていうのは強みだなって思ってて。前に出るプレッシャーはフライ級で一番。それでチャンピオンになってるんで、そういったことを想定してシミュレーションしています」と分析。対策について「藤田大和選手がボクシングでストライカーの選手なので沖縄に呼んでケージでスパーリングもしました。沖縄でやれることをやりきって、試合の6週間前にデンバーに移って、ここでも引き続き毎日練習ができています」と明かした。

 その上で「自分のMMAは誰にでも対応できるというか。それがオールラウンダーとしての強みだと思っているので」と自信を語る。そして「今回のジョシュア・ヴァンに対してもそうですし、もしパントージャと戦うとなっても、自分のMMAをやれば負けない。必ず勝つと思っています」と力を込めた。日本人初のUFC王者へあと一歩と迫った超新星。快挙の日はもうすぐだ。