米国ボディビル界のトップ選手が、トレーニング戦略を大幅に変更して話題を呼んでいる。

 米メディア「フィットネスボルト」は「ガイ・システルニーノは、ニック・ウォーカーの大会でのサポートについて語り、最大の変化はパフォーマンス向上薬の使用量を減らしたことだと明かした」と報じた。

 ウォーカーは米国トップクラスのボディビルダーでその驚異的な肉体から「ザ・ミュータント」の異名で知られ、インスタグラムのフォロワー数は約190万人を誇る人気選手。これまで最高峰の舞台で活躍してきたが「2025年のミスター・オリンピア後、ウォーカーの体格に関する憶測が広がった。ピークのタイミングを誤ったことで6位に終わったため、彼は元コーチのカイル・ウィルクスとの契約を解除した。ザ・ミュータントはコーチなしでアーノルド・クラシックへの準備を進めていたが、彼は最高の状態で大会に臨むために、もう一人、アドバイスを受けていたようだ」と同メディアは指摘。昨季終盤にパフォーマンスが低下したことからコーチとの契約を解除し、新たに就任したのがシステルニーノ氏だ。

 そして、大幅な戦略変更を行ったことが注目を集めている。「26年のアーノルドクラシックに向けて、ニック・ウォーカーと行った最大の変更点は『パフォーマンス向上薬の使用量が大幅に減ったこと』だという」と説明。システルニーノ氏はウォーカーと実践していることについて「パフォーマンス向上薬の投与量ははるかに少なくなった」と明らかにした。

 さらに「利尿剤を少量ずつ投与しているんだ。少しずつ、水分を循環させるためにね」と利尿剤の使用方法も変えたことを強調した。

 ウォーカーは今季の大会出場の予定は未定だが、好調を維持している様子。同メディアは「ミスター・オリンピアの予選期間は8月30日に終了し、本大会は9月24日から27日にかけてネバダ州ラスベガスで開催される予定だ」と指摘。世界最高峰の舞台である「ミスター・オリンピア」への出場が注目されているとした。

 ウォーカーの異例な戦略が実を結ぶのか話題を呼びそうだ。