鳥取県の平井伸治知事の「おばさん」発言が波紋を広げている。

 平井知事は20日、東京都の小池百合子知事を念頭に「おばさん」と発言したことを釈明。「人をさげすむような意味合いで使っているワケでは全くなくて。むしろ普通名詞的にどこかの誰かさんという時に『おばさん』という情愛、敬愛を込めた言葉を使った」と述べた。

 ことの発端は18日の県議会で鳥取県の子供への現金給付に関する答弁で平井知事は「東京だったら、すぐにやるおばさんがいらっしゃるかもしれません」と発言。小池知事は「答えるのも虚しい。知事自らが先頭に立って、こうしたおじさん発言をしているからこそ女性がその土地に希望を持てなくなる」と苦言を呈していた。

 平井知事の〝失言〟の呼び水となったのは、日本維新の会・玉木裕一議員の質問だった。内容は人口減少対策として県内で生まれた子ども1人当たり1000万円の現金を給付したらどうか?というもの。

 維新関係者によると、玉木議員は「建設会社の跡取りで、もう大学生だと思うけど、お子さんも5人いる。地元愛も強く、なんとかしたいという思いが強い。だけど財源はどうするの?という話。税収が潤沢な東京を引き合いに、ジョーク好きな平井知事が口を滑らしたのかもしれません」という。

 元衆院議員の宮崎謙介氏が鳥取ディス発言で炎上した際に、宮崎氏を鳥取砂丘に招き「砂に流します」とダジャレで和解した平井知事。小池知事とは関係修復できるか。