女子アジアカップ準決勝(18日、オーストラリア・シドニー)で、なでしこジャパンは韓国に4―1で快勝し、2大会ぶりの優勝へ王手をかけた。21日の決勝は地元オーストラリアと対戦する。

 4強入りで来年のW杯切符をつかんでいたなでしこがゴールラッシュだ。前半15分、FW植木理子(ウェストハム)が先制点。エリア内でボールを奪ったMF長野風花(リバプール)からのボールをゴールへと流し込んだ。大会4試合連続で6ゴール目となり、得点ランキングは単独トップに浮上。本人は自覚していなかったが、節目のA代表通算50試合目を自ら祝った。

 さらに前半25分、MF浜野まいか(トットナム)がニアをぶち抜くシュートで追加点を決めた。後半に入ると得点が生まれない時間が続いたが、途中出場のMF谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン)の右CKをDF熊谷紗希(ロンドン・シティー)が頭で合わせた。同33分に1点を返されたが、その3分後にFW千葉玲海菜(Eフランクフルト)がチーム4点をゲットして相手に流れを渡さなかった。

 ニルス・ニールセン監督は「今日は日本が勝利にふさわしいチームだった。日本が圧倒的に支配したゲームだった」と試合内容に満足感を漂わせた。開催国との決勝に向けては「個人的に知ってる選手、監督もいるので非常に楽しみ」と語った。