都民ファーストの会前幹事長の尾島紘平都議が12日、都内で記者会見を開き、東京・練馬区長選(4月5日告示、12日投開票)に出馬すると正式表明した。無所属での出馬となり、すでに都民ファと国民民主党が推薦を決めている。
「これまでも、これからも、練馬(じもと)のために。」をキャッチコピーに掲げ、小池百合子都知事の秘書時代から練馬区に住み、練馬区を地盤に区議、都議として活動してきた実績をアピール。所得制限のない〝異次元〟の子育て支援の推進、新たな病院の整備、地下調節池によるゲリラ豪雨対策、デマンドタクシーの導入などを訴える。
現職の前川燿男区長からは事実上の後継指名を受けており、「ハードの施策はしっかり継承し引き続き進めていく。大きく方針転換した方がいいものは今の練馬区政にはないのではないか。発展させたいのはソフトの部分です」と話した。
前川区政では都営大江戸線の延伸に道筋がつき、としまえんの再開発も行った。そうしたハード面は引き継ぐという。ソフト面については、「練馬の資源はアニメ」と文化・芸術分野の振興を通じてシティープロモーションを行いたいと訴えた。
練馬区でのコスプレイベント開催を主張したが、区長ともなればイベントでは率先してコスプレしなければならない。豊島区の「池袋ハロウィンコスプレフェス2025」では高際みゆき区長が「風の谷のナウシカ」の主人公に扮した。過去には小池氏も「銀河鉄道999」のメーテルになり切った。
尾島氏も区長となればコスプレする覚悟なのか。「やります。昨日、『桃源暗鬼』を見てたんですよ。練馬編があるんですけど、コスプレは難しそうだなとか、そういう目線で見てました」と、かつてビジュアル系バンドを組んでいただけに派手な衣装にも前向きだとした。「桃源暗鬼」とは「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の漫画でアニメ化もされている人気作。練馬が登場するという。
政治家がコスプレする場合、昔のアニメキャラになりがちだ。「そこは変えたい。『練馬は現在進行形の方をキャッチアップしていくんだ』となると、練馬をいじろうとなるんです。話題になるならやろうとするじゃないですか。このシティープロモーションをやりたい。これは役所が勝手にできることではないから、区長が意思表示しないといけない」と意気込んだ。
練馬区長選にはほかに前回の区長選で現職に約2000票差まで迫った吉田健一氏が立候補を表明している。












