大相撲春場所4日目(11日、大阪府立体育会館)、横綱大の里(25=二所ノ関)が日本相撲協会に「左肩関節脱臼、3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。前日3日目に幕内藤ノ川(21=伊勢ノ海)に敗れ、初日から3連敗。序盤で大きく出遅れ、3場所ぶり6度目の優勝は極めて厳しい状況となっていた。

 左肩は昨年11月の九州場所で負傷した箇所。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「(本人から)痛みが出て相撲が取れないと言うので。(場所前に)稽古場で負けていたような相撲で負けてしまっている。調整不足で、体も出来上がっていなかった。情けない相撲は取れない。何より体が言うことをきかないというのが一番。とにかくしっかり治して、稽古できるような体にしないと。本人と話して、昨日(3日目)の夜に決めました」と説明した。

 手術の可能性については「それはないと思う」と話す一方で「でも、いろんな選択肢があると思う。精密検査をして。(最初に痛めてから)ちょっと長すぎるんでね」との考えを示した。