第6回WBCの1次ラウンドで無念の敗退が決まった台湾代表を巡り、収拾不能の大荒れ状態となっている。
C組では日本代表が早々と準々決勝進出と1位通過を決め、9日には韓国がオーストラリアを「7―2」で撃破。台湾を含む3チームは2勝2敗で並び、失点率の差で韓国が「勝利」「5点差以上」「2失点以内」という針の穴を通すかのような条件をクリアし、奇跡的に2位を確保した。
この結果を受け止めきれなかったのが暴走した一部の台湾ファンだ。台湾や韓国の報道によると、0―13で7回コール負けを喫した7日の侍ジャパンとの一戦にもあらぬ疑惑が向けられ、SNS上に「WBC代表チームが八百長を認めた」「台湾と日本の試合の点差があまりにも大きい。AIの分析の結果、八百長の可能性が高い」といった〝虚偽情報〟が拡散。台湾の「自由時報」が10日、台湾野球協会が悪意のある虚偽情報を流布した者に法的措置を取ることを明らかにしたと伝える事態となった。
また、台湾からは敗退直後から韓国代表にも矛先が向けられている。韓国がオーストラリア戦の9回に1点を追加して突破条件を満たした直後、打席に立ったムン・ボギョン(文保景=25)が打つ気なく見逃し三振。韓国側には攻撃を続ける理由がなくなったまでだが、本人のインスタグラムには中国語の罵詈雑言が殺到した。
一連のカオス状態に、韓国メディア「OSEN」は「WBC敗退の台湾、八百長疑惑に韓国への非難殺到」と報じ「台湾のファンたちはムン・ボギョンのSNSに『テロ』を仕掛けた。ムン・ボギョンのせいで台湾が脱落したと思っているのだろうか。無理な話だ」とバッサリ。台湾球界は目覚ましい成長を遂げているが、一部のファンが周辺国に当たり散らしたことで後味の悪さも広がっている。












