格闘技イベント「RIZIN.52」(7日、有明アリーナ)を榊原信行CEO(62)が総括した。
この日のメインイベントでは、秋元強真がパッチー・ミックスに2ラウンド(R)でTKO勝ち。セミでは、敗れたものの桜庭大世がルイス・グスタボと激闘を繰り広げるなど、若手選手が目立つ大会となった。
榊原CEOは「ひょっとすると、ファンの皆さんはちょっと物足りないと感じたのかもしれませんが、フタを開けてみれば僕らの期待を何倍にもいい意味で裏切ってくれた。素晴らしいセミ、メインを20代、10代の2人が作り上げてくれました」と称賛した。
秋元に対しては「これまでの10年間の中で作ってきたストーリーとは、違う世代で役者が飛び抜けて出てきちゃった」と〝RIZINのエース候補〟として太鼓判を押す。その上で「平本蓮とか鈴木千裕とか、食物連鎖じゃないけれど順位が変わってくると思う。だからどうすんのかなって」とケガで戦線離脱中の2人にハッパをかける。
榊原CEOは、本人たちの悔しさに理解を示した上で「そういうところを突き抜けて(秋元は)12勝1敗という戦績になるわけですから」と強調した。
一方、明暗分かれる失神KO負けとなった大世には「Abemaさんの企画で一緒に散歩に行ったんですけど、その時から嫌な予感はしていた。打撃を習い始めて3年ぐらいなんだけど、打撃をするのが好きなんだって」とスタンドでの攻防へのこだわりが敗因の一つであったと分析。
大世の父・和志を引き合いに出し「桜庭和志のときもプライドの運営本部、リングサイドで『行くな、行くな!』って言ってたんですよ。たいして打撃もうまくないのにヴァンダレイ・シウバとかに、気が強いんで向かって行っちゃう。だから本当に親父を見ているような気がしましたね。もう少し違う展開で戦うことに固執してもいいのに…。でもすごく魅力的な試合でした」と目を細めていた。













