格闘技イベント「RIZIN.52」(7日、東京・有明アリーナ)で、秋元強真(19)が元ベラトールバンタム級王者のパッチー・ミックス(32=米国)に圧巻のKO勝ちを収めた。
1ラウンド(R)から秋元は自らのペースで試合を運ぶ。開始早々、組み付こうとするミックスをさばいてテークダウンを許さない。その後も〝自称・非常勤講師〟こと青木真也から組みの個人指導を受けた成果か、ミックスに組みを許さず。ラウンド終了間際にはパンチをヒットさせてヒザをつかせ、顔面にサッカーボールキック、ヒザ蹴りと叩き込んで追い込んだ。
このラウンドはここで終了して仕留めきれなかったものの、2R開始早々パンチの連打をアゴにヒットさせ、再度ヒザをつかせることに成功。追撃のサッカーボールキックをぶち込んだところで、レフェリーが試合を止めて2R37秒TKO勝ちが告げられた。
下馬評を覆すこの完勝に、ABEMA PPVで解説を務めた高阪剛は「全ては距離設定だと思います。あの距離で戦うのは怖い。怖いところで戦えたのがKOにつながった。パッチー・ミックスですよ。すごいとしか言いようがない」と驚きを隠せなかった。
試合後、マイクを持った秋元は「今回の相手は強くて、日本人誰も勝ったことなかったし、正直怖かったんですけど、最高の日に最高に勝ててよかったです」と笑顔。8日に誕生日を迎え、20歳となるが「今日が10代最後の日になるんですけど、高校行かないってなってバイトもせず格闘技に専念させてくれた家族、ありがとうございます。この先の10年、俺がRIZINを背負っていくんで皆さん、俺に期待してください」と話して歓声を浴びた。
なお、この勝利に青木は「天晴れだよ! 残念だったな俺のおかげで」と声をしゃがれさせて自画自賛していた。












