柔道では異例となる全日本の男女合同練習会が7日、都内で行われ、2024年パリ五輪混合団体&男子90キロ級銀メダルの村尾三四郎(25=JESエレベーター)ら男女計19人が参加した。
日本は、混合団体が初採用となった2021年東京五輪で銀メダル。24年パリ大会決勝のフランス戦では〝疑惑のルーレット〟もあり、3―4で逆転負け。28年ロサンゼルス五輪で悲願の金メダルを目指す中、今年10月にアゼルバイジャン・バクーで行われる世界選手権を前に、男女合同の稽古が行われた。
練習後に女子57キロ級の玉置桃(31=三井住友海上)は、普段の男子選手との交流について「全くない。練習風景もYouTubeぐらいでしか見たことがない」と明かす。その上で「団体戦だけだと、初めましてみたいな状態からのスタートになる。今日みたいに1、2回練習をしておくと、試合の時に初めましてではないから、絆が深くなるというか。チームの一体感が湧きますね」と今回の収穫を語った。
女子70キロ級の田中志歩(27=JR東日本)も「男子のトップ選手と練習をする機会はないので技の入り、タイミングとかが勉強になった。(混合団体での)コミュニケーションは試合前の円陣のみだったので、直接話す機会ができたのが、チームの一体感につながると思う」と笑顔で明かした。
また村尾は「今までこういう練習会はあまりなかった。世界選手権の団体戦などで(女子の試合を)見てはいるけど、今まで組んだことがないので、的確なアドバイスとかはあまりできないのかなと思っていた。実際組み合うことによって、その辺が明確になるところがあった。そういう意味で結束を強める会になった」と合同練習のメリットを力説した。
その上で「(パリ)五輪の団体戦を経験して、僕以外もそうだろうけど、やっぱり勝ちたい思いになった。もちろん個人戦も重要だけど、団体戦を視野に入れながら準備をしていくのが重要だと思う」と力を込めた。
ロス五輪で悲願達成へ、トップ選手同士が絆を深めたようだ。












