ボクシングのWBO世界フェザー級1位となった藤田健児(32=帝拳)がWBO同級王者ラファエル・エスピノサ(31=メキシコ)と対戦する可能性があると、専門メディア「BOXINGSCENE」が報じた。

 五輪出場を目指してきた藤田は東京五輪の選考会となった全日本選手権フェザー級決勝で敗戦し、プロ転向を決意。その後は10戦10勝で世界ランキング3位だったが、3月のランキングでついに1位に浮上した。同メディアは「WBOは現在、藤田が1位にランクされており、タイトル保持者エスピノサに挑戦する可能性が高まっている」という。

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が5月2日に東京ドームで中谷潤人(M・T)に勝利した場合、年内にもフェザー級に階級変更するとみられており、その際に対戦が見込まれていたのがエスピノサだ。もともとはWBAフェザー級王者ニック・ボール(英国)が対戦候補の1番手だったが、2月にブランドン・フィゲロア(米国)に敗れて王座を失っており、エスピノサがモンスターへの〝刺客〟として最有力視されている。

 エスピノサとのマッチメークが実現し、藤田が勝ってベルトを巻けば、井上との日本人対決も視野に入ってくる。すでにフィゲロアやWBC同級王者ブルース・キャリントン(米国)、IBF同級王者アンジェロ・レオ(同)もモンスターとの激突を熱望しており、今後のフェザー級戦線の動向も気になるところだ。