元王者による〝スーパーマッチ〟の勝敗予想は――。ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が5月2日に東京ドームでWBA・WBC・WBO同級1位・中谷潤人(28=M・T)の挑戦を受けることが6日、正式発表された。
元OPBF東洋太平洋バンタム級王者でトレーナーの椎野大輝氏(39)が自身のYouTube「GACHIBOX CHANNEL」を更新し、無敗同士の一戦を占った。
椎野氏は「最初に多分、中谷選手がロングレンジ(遠距離)で(様子を)見てくると思う。井上選手もジャブの差し合いというか、ただ無理に当てにいかないと思う。中谷選手の懐が深いのでジャブを当てにいくと、左が飛んでくるリスクもあるので。懐が深いサウスポーに対してジャブを無理に当てようとしないで、ワンツーのツーを当てに行くかな」と戦況をにらむ。
続けて「その踏み込みに対して、中谷選手はちょっと危ない場面があるんじゃないかなと。中谷選手は多分前に出るんじゃないかなと最近思っていて、ロングレンジでジャブとワンツーの戦いをすると、僕は井上選手に分があるのかなと。リーチは中谷選手の方が長いけど、フットワークのスピードが井上選手の方があるかな」と〝モンスター〟が有利だと分析した。
その上で勝負の行方を「井上選手の5、6ラウンドKO勝ち。何回もダウンして(試合が)終わるのは想像できないけど、2回ぐらいダウンを取って井上選手が倒すんじゃないかと、なんとなく思います」と予想した。
井上は昨年9月に、強豪ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に判定勝利。椎野氏は「アフマダリエフ選手はブロッキングが硬いのと、めっちゃタフなので倒れなかったけど、あれは普通倒れてますからね。中谷選手の戦略次第だけど、井上選手のパンチが当たるんじゃないかと。(中谷に)アフマダリエフ選手のタフネスがあるようには、なんとなく見えないので」と指摘した。
中谷の勝機については「もし勝つとしたら、序盤のKOだと思う。序盤は(パンチの軌道を)読みにくいんですよ。井上選手が前半の読みにくいうちにもらって、倒れる可能性もなくはないと思います」との見解を示した。












