内容も規模も史上最高になるか。5月2日に東京ドームでボクシング・世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)にWBA・WBC・WBO同級1位・中谷潤人(28=M・T)が挑戦、WBC世界バンタム級王者・井上拓真(30=大橋)に同級4位・井岡一翔(36=志成)が挑戦することが6日、発表された。

 興行は「THE DAY」(ザ・デイ)と銘打たれ、2022年6月のキックボクシング興行「THE MATCH」(ザ・マッチ)に似ているが、大橋会長は理由について「わかんないな」と話すにとどめた。

 日本史上最高の2人が雌雄を決する一戦がついに実現。6日に横浜市内で開かれた会見で、大橋会長は「うれしいのですが、本当にやるのか。とうとうこの日が来てしまった。心にぽっかり穴が開いたような不思議な気持ち」と、複雑な心境を口にした。

 2年前にも井上―ルイス・ネリ(メキシコ)戦をメインにした東京ドーム興行を開催して4万3000人の観客を動員。井上の弟・拓真が4階級制覇のレジェンド井岡の挑戦を受ける注目の一戦も加わる今回については、「報道陣もネリ戦より多いし、反響も大きい」との盛り上がりを感じ、観客動員などの興行規模が前回を上回る可能性について「だと思いますね」と期待した。

 大会のタイトルは「ザ・デイ」であり、「やがて、伝説と呼ばれる日。」との言葉が添えられている。東京ドームで那須川天心と武尊が対戦した興行「ザ・マッチ」を意識したとも思えるが、理由について大橋会長は「わかんないな、それは。俺じゃないから」と自身の命名ではないことだけを明かした。

「ザ・マッチ」はチケットの最高額が300万円に設定され、井上―ネリ戦を上回る5万6399人の観客を動員、ペイ・パー・ビュー(PPV)購入数は50万件超、総売上50億円以上と言われる、日本格闘技史上最大の興行であった。今回のチケット最高額は33万円。NTTドコモの動画配信サービス「Lemino」がPPVで生配信する。モンスターとビッグバンは、東京ドームで未曽有の興奮を起こせるか。