【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】
2月6日第2試合 南3局3本場=堀慎吾(サ)、滝沢和典(格)、白鳥翔(A)、勝又健志(風)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。これまでMリーグで出た役満は四暗刻、大三元、国士無双の御三家だけでした。先々週、堀選手が小四喜をアガり、四天王となりました。
分岐点となったのは6巡目。西がアンコ、南と北がトイツ、東が1枚と小四喜を狙えるところ、西を持ってきてカンツとなります。堀選手はこれをカンしました。
このアンカンの判断はプロでも分かれるところで、同じチームの渋川難波選手はカンしないと言っていました。確かにこの巡目でカンする必要はないのかもしれません。手牌に必要のない8索があって、河は全く目立っていません。一旦西を手の内に収めて、南や北が出てポンし、西を切ったりしたら誰も小四喜とは思いません。西をツモ切るか、8索を切るというのが波風を立てない一打だとは思います。
堀選手がアンカンした思考は、リンシャン牌に東がいたとして、それをツモれないうちに他の人に1枚でも切られたら小四喜のアガリが一気に遠くなる。とにかくいるかもしれない東を逃すのが痛いということです。リンシャン牌に47筒などの筒子がいたらホンイツも一歩進みます。この後、南もポンできて、さらに滝沢選手から打たれた北もポン。東単騎で小四喜をテンパイしました。
西と南をさらしているところにトップ目の滝沢選手が北を切ったのは、小四喜ならば西をアンカンしないという読みからです。西がアンコで南と北がトイツならば、ボカしたいからカンをしない人が多いからです。自身の手も絶好の一向聴ですし、読めるからこそ北が切られました。
堀選手がテンパイした後、東を持っていない勝又選手が白と4索のシャンポンでリーチしました。南西北と見えているところにノータイムでリーチに踏み切ったのは、北を切ったトップ目の滝沢選手が東を持っているに違いない、と読んだからでしょう。実際、東は山に2枚残っており、勝又選手がつかんで放銃となりました。
読みが鋭い選手たちだからこそ、読みがかみ合ってしまい、小四喜が生まれました。















