ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)で金メダルを獲得した戸塚優斗(ヨネックス)が17日、羽田空港に帰国した。

 この日は同種目銅メダルの山田琉聖(チームJWSC)、女子HPで銅メダルの小野光希(バートン)とともにゲートに登場。集まった多くのファンの声援に包まれた。

 戸塚は2018年平昌五輪は11位、22年北京五輪は10位と思い通りの結果ではなかった。この日の会見では、当時の自分にかけたい言葉を問われると「報われるよと言ってあげたい」と明かし「(試合に)出ても勝てないし、思った滑りができなかった。その中でここまで走り続けてきて、積み上げてきたものが今回つながった。やっていることは間違っていなかった」と結果で証明して見せた。

 雪のない故郷の神奈川・横浜市に冬季種目で金メダルをもたらした。「一番感謝しているのは母親。(練習のために)雪のない横浜から山梨や岐阜など、いろいろな場所に運転して連れて行ってくれていた」と感謝を示した。

 前回大会9位の小野は「今大会はあまり結果に対して考えすぎないようにした。自分がやりたいルーティンを最後までやり切ることだけに集中して、ずっと五輪に向けて調整してきた。シーズンを通して五輪に合わせられたのは本当に良かった」と銅メダル獲得の要因を語った。

 五輪初出場で19歳の山田は「4年後の五輪に向けていろいろレベルアップしていきたい。その中でも自分のやっていくことは変わらず、自分の持ち味を出せたら」と早速30年のフランス・アルプス五輪を見据えた。