ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子スーパー団体が16日(日本時間17日)に行われ、日本は二階堂蓮(24=日本ビール)と小林陵侑(29=チームROY)のチームで出場。

 1回目は二階堂が131・5メートル、小林が129メートルで5位。2回目は二階堂が131メートル、小林が130メートルで6位に後退した。3回目は二階堂が138・5メートルのビッグジャンプ。チームを暫定2位に押し上げた。ところが、ここから降雪が強まり、断続的に試合が中断。最終的に試合が打ち切りとなった。

小林陵侑のジャンプを待つだけだった二階堂蓮(左)は、打ち切りの裁定に呆然(ロイター)
小林陵侑のジャンプを待つだけだった二階堂蓮(左)は、打ち切りの裁定に呆然(ロイター)

 結局3回目の飛躍は帳消しとなり、2回目までの成績で最終順位が確定。銀メダルは〝幻〟となり、6位に終わった。まさかの展開に実況アナも「ちょっと信じられません」と驚きのコメントを発したほどだ。

 試合の打ち切りが決まると、二階堂はしばらく呆然。テレビインタビューでは「これが五輪と思うしかない。1本目、2本目、なかなかいいジャンプができなかったので。3本目にやっと合わせることができたんですけど」と複雑な表情。

「こういう感じになってしまったんで、悔しさは通り越して、むしろ前向きになってます。まだシーズンは続く。ここが全てじゃない。次の試合に向けてまた一つ課題ができて、それに取り組める」と必死に前を向いた。