バレーボール女子日本代表の紅白戦・ミズノマッチ(18日、東京・代々木第二体育館)で、主将・石川真佑(26=日本協会)が武者修行の成果を遺憾なく発揮した。

 イタリア3季目の戦いを終えた石川は、この日は後方からの難しいトスにも対応して得点につなげるなど、攻撃の幅の広さを見せた。「個人としても得意だし、武器としている部分でもある。世界を相手にすると高いブロックがそろっているので、その中でどう点数につなげるかをイタリアに行って学ぶこともできている」と手応えを口にした。

紅白戦でも躍動した石川真佑(上)
紅白戦でも躍動した石川真佑(上)

 海外の猛者と対峙する石川は、年を重ねるごとに進化を遂げている。ともにイタリアでプレーした関菜々巳(アルシーツィオ)は「全ての部分で成長しているのが前提で、また今季たくましくなっていると思うし、昨季より高さがあるし、代表で集まって大学生やいろんな選手がいるけど、やっぱりキレがすごい」と変化を指摘した。

 今季は、優勝すれば2028年ロサンゼルス五輪の出場権を得るアジア選手権(8月、中国)が最大のヤマ場となる。12年ロンドン五輪以来のメダルを目指す上で、早期での五輪切符獲得は至上命令だ。石川は「どういう状況でも、自分が点数を決めないといけないポジション」。エースの自覚を胸に、最初の関門を突破する。