和歌山県は、年間を通して温暖な気候に恵まれた土地です。そのため、のんびりした人が多いと思われています。たしかに紀南の人たちにはそういった傾向があるようですが、紀北になると大阪人の気質が入り、大阪人的な気さくで、きびきびした性格の人が多く見られます。
県民性の調査で、興味深い話があります。「他人にうそをつくのは悪いことか」という問いに対して、和歌山県人は76.3%の人が「はい」と答えています。このような意識が強いのは、それだけ正直に生きているということでしょう。ただし、こうした正直さのためか、人に利用されたりだまされたりすることもあるようです。
和歌山県は山が多いのですが、漁業もとても盛んで、おおらかで素朴、義理人情に厚い人が多いようです。また、冒険心や一発狙いのヤマ師的な性格の人も少なからずいたようです。
明るくおおらかな性格の和歌山県人との付き合いは、難しくはありません。誠実で正直なタイプが多いので、ビジネスパートナーとしても、プライベートな関係にしても、安心して付き合っていけるでしょう。
ただし、相手に対しても誠実さを求めますから、いい加減な態度を見せると、不信感を抱かれて、まとまる話もまとまらなくなります。
また、倹約家・蓄財家が多いという特徴もあります。「細か過ぎる」「ケチだ」という印象を受けるかもしれませんが、無駄なものに出費したくないという考えからくるものですから、理解を示すといいでしょう。
◆平川陽一 早稲田大学卒。主に歴史ミステリーの分野で活躍。著書に「世界遺産・封印されたミステリー」「戦争で読む日本の歴史地図」「日本列島 名城の謎」などがある。












