元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が15日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。産婦人科医でタレントの丸田佳奈氏と高市早苗首相のNHK「日曜討論」〝ドタキャン〟問題を巡り激論を交わした。

 先の衆院選を振り返る流れで丸田氏が「ちょっと残念だなって感じたのは、病気を揶揄しましたよね」と指摘。高市首相が関節リウマチを患っているのは「事実だと思います」とした上で、「炎症が悪化して痛かったから番組を休みましたっていうのを、そうじゃなくて、『お前はもう完全に嘘つきだ』って。それやっちゃうとね、生理休暇ですら取れなくなるんですよ。『生理痛でお前嘘だろ』『大したことないだろ』って話になっちゃうから。ハラスメントにもなっちゃうので」と苦言を呈した。

 これに橋下氏は「あれ確かに痛みがあるんだったら休むのは当然なんだけど、国家のリーダーで、しかもあれだけ討論会ってある意味、義務はないけれども、みんな国民の知る権利にとって一番重要な場所じゃないですか。で、休むんだったら、僕は午後の演説とかやっちゃいけないと思うけどね」と反論。

 丸田氏は「リウマチという病気は、朝悪化する。だからあの場所の来なかったのを作業だとか、そういうような痛み大したことないだろうとかっていう、その批判はやっぱりしちゃいけないとは思う」と訴えたが、橋下氏は「一般の労働者とは違うんでね。それはやっぱり午後の演説すぐに出るなんて。僕らだったらこれ(同番組を)休んだら多分1週間はいろんな番組に出れない」と首をひねった。

 丸田氏は橋下氏の気持ちは分かるとしながらも、「ただそれを批判してしまうと、『病院行ったんだから治ったんだから来い』っていうふうに、やっぱり圧力になっちゃう」と主張。橋下氏は「国家のリーダーは有事となった時には、本当にドンパチの時には自衛隊の最高指揮官にならなきゃいけないっていうね、そういう立場だから。一般のわれわれが『ちょっと休んでもいいですよ』というところとは違うポジションであるというのも、僕は高市さんに認識してもらいたいなと思います」と私見を述べた。