ミラノ・コルティナ五輪の選手村でコンドームが不足する危機的状況に陥っている問題で、国際オリンピック委員会(IOC)が会見で初めて公式見解を説明した。

 五輪では感染症のまん延を予防する目的もあり、毎回大量のコンドームを選手村で無料配布している。これには啓発活動の意味合いもあり、IOCも重要な施策として継続させてきている。

 しかし、今大会は大きな異変が起きた。開催国のイタリア紙「ラ・スタンパ」が、今大会の選手村で開幕わずか3日でコンドームが不足する事態になっていると報道。選手からの訴えもあり、問題が発覚した。

 同紙は選手の健康衛生上、必要である避妊具の用意に関して大会組織委員会の準備不足を批判。こうした状況を受けて、世界中の大手メディアがこの問題を取り上げて大きな議論を呼んでいる。

 そうした中、ついにIOCが公式の場で説明を行った。韓国メディア「ニュース1」によると、14日にミラノのオリンピックメインプレスセンターで開催された記者会見でこの問題について問われると、IOCのマーク・アダムス広報担当がこう言及した。

「オリンピック会場にバレンタインデーの雰囲気が漂っているようだ」

 選手たちの間で〝ラブラブモード〟の空気になっており〝夜の交流〟が活発に行われていることを間接的に示唆。同メディアも「関連報道の内容が事実であることを明らかにした」と指摘した。

 続けてアダムス氏は、選手村の雰囲気も明らかにした。「スピードスケート女子1000メートルで金メダルを獲得したレールダム(オランダ)は、ジェイク・ポール(アメリカ)からサプライズプロポーズを受けた。激しい競争の中でも人間的な交流と愛が最も輝くことを示した」と紹介した。

 さらに各会場の選手村の様子を明らかに。「プレダッツォの選手村食堂はバレンタインデーを迎え特別装飾が施され、『バレンタインリゾット』が特別メニューとして提供された」。続けて「コルティナの選手村では『僕のバレンタインになってくれない?』というメッセージが書かれたチョコケーキを提供し、誰もが甘いプロポーズができる雰囲気を醸成している」と説明。アスリートの間で男女の交流が活発な様子を語った。

〝夜の祭典〟も花盛りのようだ。