【イタリア・ミラノ五輪】ミラノ・コルティナ五輪の日本選手団による中間記者会見が行われ、伊東秀仁団長が〝誹謗中傷〟について言及した。

 今大会は日本選手団を誹謗中傷から守るための特別チームを設置。ミラノと東京にスタッフを配置して、24時間態勢でSNSなどのコメント欄などの投稿を監視しているという。伊東団長は「私たちは、選手をハラスメントから守るため、AI技術を用いてオンライン上のハラスメントを24時間体制で監視してきた」と明かしたが、選手たちへの誹謗中傷が数多く届いているのが現状だ。

「オンライン上でのハラスメントは予想外の件数に上っている」というが、すでに一定数の投稿を削除済み。「関係者のみなさま、多大なご支援をいただいたチームとコーチ陣、そしてIOC(国際オリンピック委員会)とミラノ五輪組織委員会に感謝申し上げます」と頭を下げた。

 また銀メダルを獲得したフィギュアスケート団体で起きたハプニングにも言及。試合後の表彰式でメダルを受け取ったが、リンク上に設置された表彰台がザラザラとしたアスファルトのような状態となっており、選手たちのスケート靴の刃の表面が傷ついた。「私たちはすぐにミラノ五輪組織委員会に苦情を申し立てた。彼らは丁寧に謝罪し、講じる対策を示し、それらは直ちに実行された。その結果、私たちは事態に迅速に対処することができた」と振り返った。

 日本選手団は7日目を終えて金2、銀2、銅6のメダルを獲得。北京五輪は金3、銀6、銅9のメダルを手にした。大会は今後も続くだけに「北京五輪のメダル獲得数はまだ上回れると信じている。まだたくさんの競技が残っていますから」と期待を寄せた。