阪神は8日の練習試合日本ハム戦(名護)に4―8で逆転負けを喫した。6回に4番手で登板したプロ3年目右腕・椎葉剛投手(23)が6失点。試合後、藤川球児監督(45)は若き剛腕に対して現状の課題を冷静に語った。

 指揮官は「椎葉が持ってる課題として連動してこないという。連動させていかなければいけない」と指摘。「ピッチングとゲームになった時の、ゲームって動きますから。その流れに乗れるかっていうところでは課題がしっかり、この前4日目にシート投げましたけど実際になって。なかなか繋がるまでに、おそらく時間のかかる投手なんでしょうね」とブルペン投球を実戦につなげる難しさを語った。

 この日は6安打を浴びると暴投も3つ。それでもすぐに評価を下すわけではない。「なので結果を見守りながら、何回か実戦を踏んでいくと、実戦の感覚が出てくる投手というか」と特性を説明し、「良い悪いではないですよね。良い時期が昨年もありましたから」と今後の成長に期待した。

ベンチに戻る椎葉剛(左)
ベンチに戻る椎葉剛(左)

 一方で先発を務めた茨城秀俊投手(21)については高い評価を口にした。昨春は腰痛で途中離脱となったが今キャンプでは初の対外試合で2回1安打無失点の好投。「あと2週間強でオープン戦に入っていきますから、そこに向けて現在地が昨年と比べて、非常に良い状態であるということは間違いないですから。明日以降、体が回復してくればホッとできますよね」と順調な調整ぶりに安堵の表情を浮かべた。

 ナインはそれぞれの現在地を確認しながら、南国の地で課題と向き合っていく。