ドイツ1部マインツの日本代表MF佐野海舟(25)が、先発した1月31日のアウェー・ライプチヒ戦にフル出場して存在感を発揮した。

 得点はなかったものの、持ち前のボール奪取力などで2―1の勝利に貢献。1―1の後半4分、佐野のこぼれ球回収を起点に、決勝ゴールが生まれた。また同28分には、ピッチ中央付近でボールを奪い、味方とのパスの交換で左サイドをドリブルで駆け上がり、エリア内に侵入すると自らのシュートを選択。これは相手GKにセーブされてしまった。

 また強メンタルが垣間見える一幕もあった。2―1の後半35分、自陣で相手のFWコンラッド・ハーダーと競り合ってボールを奪取したが、ユニホームを引っ張られる形で倒されてファウルをもらった。一方のハーダーは自分が引っ張られたとのジェスチャーで怒りを示したのに対し、佐野は涼しい顔で何事もなかったかのようにプレーを続けた。

 16位のマインツは、今季初の連勝で降格圏脱出となる勝ち点19の15位・ブレーメンと勝ち点差を1とした。また、13位・ハンブルガーSV、14位・ボルフスブルクも同勝ち点のため、次節(7日)のホーム・アウクスブルク戦の結果次第では、一気に順位を上げることも可能だ。今後も佐野の奮闘が期待される。