2026年北中米W杯に臨む優勝候補フランスはボイコットしない方針だ。フランスサッカー連盟のフィリップ・ディアロ会長が明かした。

 ドイツではドナルド・トランプ米大統領の政策などに反発の声が高まっており、6月開幕となるW杯のボイコット論が浮上。英メディア「BBC」によると、ドイツサッカー連盟のオーケ・ゲトリッヒ副会長は「これ(ボイコット)について具体的に考え、話し合う時はいつになるだろうかと、本当に考えている」とコメントしたという。

 フランスでもW杯ボイコットの可能性について注目されている。同国メディア「20minutes」は「トランプカップ」と皮肉を込めた上でディロア会長がボイコットを否定したと伝えた。同会長はスポーツは政治にかかわるべきではないとし「スポーツは出身、宗教、志向に関わらず、あらゆる個人が集う場です。もちろん、責任ある人間として、国際情勢の進展には注意を払わなければなりません。しかし、フランスサッカー連盟には、米国で開催されるW杯をボイコットする意図は全くありません」と表明した。

 また、フランススポーツ省のマリナ・フェラーリ大臣は「協議の現段階では、この大規模で非常に注目されている大会をボイコットする意図は当省にはありません」としながらも「さて、何が起こるかを予断するつもりはありませんが、一部の政治勢力から声が上がっているのを耳にしています」と語り、ボイコット〝支持派〟の動向を気にしていた。