大相撲初場所4日目(14日、東京・両国国技館)、大関経験者の幕内朝乃山(31=高砂)が幕内獅司(28=雷)を破り、3勝1敗とした。

 朝乃山は2度の幕下陥落を経て、2024年の名古屋場所以来の幕内復帰。突進してきた獅司を受け止めると、右を差してすくい投げを決めた。

 初日は欧勝海に敗れたものの、2日目から3連勝。取組後の支度部屋では「一日一番、連勝を気にせず、自分の相撲をという思いで土俵に上がっています」と拳を握った。来場したファンに向けては「今日も拍手や声援をたくさんいただいたので、そういうものを力に変えていきたい」と感謝の思いを語った。

 この日で朝乃山は通算399勝。400勝に王手をかけた。報道陣からこれを知らされると「(勝利数は)自分の相撲を取って勝てば増えていく。(記録は)引退した時に気づくもの。現役の時はお客さんが喜んで、自分が納得するもの(相撲)を取っていきたい」と話し、記録よりも目の前の勝負に集中する構えを見せた。