前橋市のお騒がせ前市長・小川晶氏(43)が支持を拡大している。マスコミとも距離を縮めている。

 ラブホテル密会報道を発端とした騒動で辞任した小川氏は、出直しとなる前橋市長選(12日投開票)で奮闘中。選挙カーに乗り込み、日々前橋市内を縦横無尽に駆け巡っている。

 地道な路上活動で支持を回復させ始めている小川氏だが、騒動の際に自身の不祥事を徹底的に追及したメディアとの関係性にも変化が生じているという。「騒動が起きた当初はマスコミからの質問は完全スルー。記者を徹底的に避けていましたが、騒動から時間もたち、態度が軟化したように思います」(議会関係者)

 街頭演説を聞いた市民の男性は「夜の街宣活動の後には、記者団らとにこやかに話し込む姿がありました。少し冗談も交えたりして、『こーゆー事をまた○○さんが悪く書いたりするんですよー』と肩をぽんぽんとしたり。関係性は悪くないんだなと思いましたね」と振り返った。

 人心掌握術が優れている小川氏の本領発揮というところか。すっかり地元記者を味方につけているとの声もある。再選の先には、再び前橋市長としての公務が待っており、公人として記者団との付き合いも必須となる。早くも先を見据え、関係性を再構築しているということか。