第104回全国高校サッカー選手権は4日に準々決勝が行われ、尚志(福島)が帝京長岡(新潟)戦(浦和駒場)で1―0と勝利した。

 前半から尚志が優位に攻めるが、帝京長岡も固い守備を見せ、0―0で折り返す。それでも尚志は後半21分にFW根木翔大(3年)が左サイドからドリブルで前に進み、絶妙のパスを送る。これを右サイドのFW臼井蒼悟(3年)が冷静に決めてネットを揺らした。その後も一進一退の攻防を見せたが、無失点で抑え、7大会ぶりに国立への切符をつかんだ。

 決勝弾の臼井は、3回戦(2日、神戸弘陵戦)でもPK戦突入寸前に得点を決め、8強進出の立役者となっていた。2戦連続ゴールの活躍で「自分たちは楽しんでいる時が一番強いと思うので、変に緊張していたら自分たちのサッカーはできない。楽しんでいる時にやっぱり勝てていると思う」と、チームが掲げる〝楽しむサッカー〟を今回も体現した。

 尚志のドリブラーとして、今後もマークは厳しくなりそうだが「今日もマンツー気味に自分のところに来て、少しやりづらさもあったが、やっぱり対人なら負けないので、そこは別に変わらない」と〝強メンタル〟ぶりを見せた。

 7大会ぶりの国立では、10日に優勝候補の神村学園(鹿児島)と対戦する。