〝本命〟への思いが心を突き動かしている。2026年ミラノ・コルティナ五輪代表選考会を兼ねたスピードスケートの全日本選手権最終日(28日、長野・エムウェーブ)、女子1500メートルは高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分55秒12で2連覇。27日の1000メートルに続き、頂点に立った。

 1000メートルの金を含む4個のメダルを獲得した22年北京五輪後は「team GOLD」(チーム ゴールド)を結成。「純粋に1500メートルを滑ることがモチベーションの1つ。やっぱり1500メートルで早く滑りたいのがベースにある」との思いから「1500メートルでの五輪金メダル」を最大の目標に設定した。

 1500メートルはスピードと持久力の両軸が必要。短距離から長距離までさまざまなタイプの選手が出場する種目だが、過去3度の五輪でまだ金メダルには届いていない。悲願の頂点取りへ「自分ができること、超えていかなきゃいけないものを少しずつでもつかんで進んでいくことが大切になる」と展望を口にした。

 4度目の五輪は今季限りで解散する「team GOLD」の集大成。残された期間で金メダルに向けたピースを完成させる。