スピードスケート男子500メートルで22年北京五輪銅メダルの森重航(オカモトグループ)が圧巻の滑りを披露した。

 2026年ミラノ・コルティナ五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権初日(26日、長野・エムウェーブ)の同種目では34秒36の大会新記録で優勝し、五輪代表を確実にした。レース後には「ノルウェー(のW杯)で少し調子を崩してしまった部分もあった。それを1週間半で修正できたところは自信にしたい」と振り返った。

 この日は日本記録保持者の新濱立也(高崎健康福祉大職)が34秒40をマーク。森重の滑走前に好タイムを出した先輩の存在は刺激となった。「すごい火がついた。いい記録だったので抜かしてやるという気持ちだった。スタートから進む感じがあったので、いつも通りすれば記録がついてくると思ったので、レース中はがむしゃらに行った」と力を変えてみせた。

 2大会連続の五輪表彰台へ、大きな弾みをつけた森重は「最高のレース、自分のしたいレースをすれば必ずメダルには届くと思っている。そのための練習を頑張っていきたい」と決意を新たにした。