刺殺事件のため14日に亡くなったロブ・ライナー監督(78)の遺作となった映画「スパイナル・タップ・アット・ストーンヘンジ:ザ・ファイナル・フィナーレ」の公開が中止となった。公開日は決まっていなかったが、同監督が死去したことを受けて緊急措置が取られた。米誌バラエティが先日、報じた。

 配給会社ブリーカー・ストリート社は、10月にライナー監督によるコンサート・パフォーマンス映画の米国配給権を取得した。公開日は未定ながら、同社は当初2026年にIMAXで作品を公開する計画だった。しかしライナー監督の訃報を受け、公開は「ロブと彼の家族に最も近い関係者と最善の道筋が決定されるまで」と、遺族への配慮により延期されていると関係者が明かした。

 同作品は、人気俳優ケヴィン・ベーコンもフェヴァリットに挙げているライナー監督のデビュー作であるロック・ドキュメンタリー・コメディー「スパイナル・タップ」(1984年)の「最終版」で、クリストファー・ゲスト、マイケル・マッキーン、ハリー・シアラーが、架空のヘヴィメタルバンド「スパイナル・タップ」の架空のメンバーとして、それぞれの役柄を演じ、イギリスの歴史的遺産ストーンヘンジで撮影された一度きりのコンサートが収録されている。大御所エリック・クラプトン、人気カントリー歌手シャナイア・トゥエインもゲスト出演している。

 今年初め、オリジナル版「スパイナル・タップ」は、ブリーカー・ストリート社とファゾム・エンターテインメント社より、特別リマスター版で41周年記念版として再発された。続編となる「スパイナル・タップ2 ジ・エンド・コンティニューズ」は今年9月に劇場公開されている。