大相撲の元小結臥牙丸氏(38)が自身のYouTube「ガガちゃんねる」で、横綱大の里(二所ノ関)が九州場所千秋楽で休場したことについて取り上げた。

 大の里は11月の九州場所終盤に左肩鎖関節を脱臼。自身も優勝の可能性があった千秋楽を休場した。これにより、相星の横綱豊昇龍(立浪)との結びの大一番が〝消滅〟。同じく星で並んでいた安青錦(安治川)を含めた三つどもえの優勝争いの行方に大きな影響を及ぼした。一方で、NHKの大相撲中継では解説者の舞の海秀平氏(元小結)が「私が大の里だったら出場したと思う」と発言して賛否両論が巻き起こった。

元小結の臥牙丸氏
元小結の臥牙丸氏

 そうした中、臥牙丸氏は「脱臼は折れる(骨折)よりタチが悪い。脱臼すると戻ってもクセになってくるんですよ。外れやすくなってくる。肩とかになると、テーピングで押さえられない。指とか手首とかだったらなんとか固めてやるんですけど、肩はタチが悪い。稽古する時も、寝ている時にも外れる可能性もあるから。手術のしようがないし、助けようがない」と大の里の負傷が深刻であることを強調する。

 大の里が千秋楽を休場した選択についても「僕的には正解ですね。外れたばっかりでもう一回すると、ヘタしたら引退。大変なことになってくる。稀勢の里関も横綱に上がった時に味わっているから(新横綱の場所で左大胸筋などを負傷)。つらさは知ってますので。ここで慎重に体のこと、これからの長い歴史のことを考えると、休んで正解」と理解を示した。