〝韋駄天(いだてん)ストライカー〟が猛アピールだ。
スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属する日本代表FW前田大然(28)は3日(日本時間4日)に1―0で勝利したダンディーFC戦で先制ゴールをマークした。今季は開幕から不振が続いていたが、ここ3試合で2ゴール1アシストと調子を上げており、来夏の北中米W杯に臨む日本代表メンバー入りをかけた〝サバイバルレース〟を制する構えだ。
快速FWの前田は前半11分、味方が放ったシュートのこぼれ球が高くはね上がったところをヘディングで押し込み、今季リーグ5点目となる先制点をマークした。これで11月30日のハイバーニアン戦に続き2試合連続ゴール。同27日の欧州リーグ・フェイエノールト(オランダ)戦ではアシストも決めており、3戦連続で得点に絡むなど好調ぶりを見せつけた。
前田はゴールを決めた際に相手DFと交錯。頭部を負傷するも包帯を巻いて最後までプレーし、1―0の勝利に貢献した。英メディア「BBC」は前田のプレーについて「スピード、予測力、勇気、セルティックにとって非常に良いゴールだった。前田はチームメートと同じようにすべてを発揮し、チャンスをつくり出した」とした上で「前田はセルティックが求めるレベルに戻ったようだ」と伝えた。
前田は昨シーズンに公式戦33得点を決め、リーグの最優秀選手賞(MVP)を獲得する大活躍を見せたが、今季は開幕から不振。ポジション変更や昨夏にイングランド移籍に失敗した影響などとも報じられていた。来夏のW杯に向けて日本代表メンバー入りも懸念されていたが、ここに来て完全復活の兆しを見せており、森保一監督に猛アピールとなった。
日本代表のFW陣では上田綺世(フェイエノールト)が今季リーグで14得点を決めるなど絶好調。FW小川航基(NECナイメヘン)も6得点と好調で、FW浅野拓磨(マジョルカ)も負傷から復帰し、調子を上げている。前田も〝サバイバル〟を制するため、さらなるゴール量産に取り組んでいくはずだ。












