今月28日の新宿フェイス大会で引退する女子プロレス「センダイガールズ(仙女)」の優宇(34)が、仲間への感謝と愛を語った。

 引退まで残り1か月を切り、取材に応じた優宇は「引退するっていう実感がそんなにない。辞めたくないって気持ちには一回もなったことないんですけど、自分一人でできる引退ロードじゃないので、いろんな人のおかげで本当にうそ偽りなく今が一番楽しいです」と笑顔を見せた。

望天セレネ(下)に200㎏プレスを放つ優宇(中)と橋本千紘
望天セレネ(下)に200㎏プレスを放つ優宇(中)と橋本千紘

 2015年に東京女子プロレスでデビューした優宇は、18年に退団しフリーに。その後19年から仙女に参戦した。今年の6月に現役引退を発表し、その上で仙女からのオファーを受けて7月に入団を果たした。「私が仙女に入ろうって思ったのは橋本千紘、岩田美香、高瀬みゆきの3人がいたからで、この3人がいなかったら仙女に入ることはなかったと思うんです」と引退を前に入団を決意した理由を明かす。

 引退発表からの半年で一番思い入れのある試合も7月後楽園大会で、橋本とのタッグ「チーム200キロ」で岩田&高瀬のワールドタッグ王座に挑戦した試合であり「仲良しとかじゃなくて、本当に仲間。『この3人と同じ団体でプロレス人生を終わらせたい』って思って仙女に入ったので、すごい印象に残ってます」と振り返った。

 引退試合では、橋本との6年ぶりのシングルマッチに臨む。「自分のプロレス人生の主軸は、間違いなくチーム200キロ。引退試合を誰とやるかっていうのは、1秒も迷いはなかった。自分が橋本千紘に勝ちたいから、まだ最強をずっと求め続けてる。心身ともに今、絶好調なので、もう一つ、二つ、壁を越えて28日、橋本の前に立ちたいと思います」と拳を握った。最後に「ごちそうさま」と笑うのは…。